政治

トランプと北朝鮮、その時日本は。米朝関係から見えてくる日本人の性格、核シェルターの意義。

投稿日:2017年10月19日 更新日:




米朝関係、Jアラートにより浮き彫りになる日本人の性格

久々に、政治について。

「危険を感じてから行動に移る」

そうした日本人の性格が、

現在の米朝と安部政権の関係から、

また浮き彫りになっている。

例えば、Jアラートが自分のスマートフォンに届いたその時、やっと危険を感じているように思われる。

自分の身に何か起きるまで変化を必要としない。

核シェルターに関しても、このままでは実際に核の危険を感じてからではないと普及されてはいかないであろう。

しかし、核シェルターを「地震シェルター」や「津波シェルター」として捉えれば、多くの災害の歴史を持つ日本人は、必要と感じるのではないか。

核からの防御はあくまでも付加価値として捉え、核シェルターの普及を行う。

そうすることで、間接的に核への関心も高まるはずで、更には、改憲への気持ちも変わってくるかもしれない。




核シェルター普及の意味

核シェルターが普及しない理由のひとつに、非常に高価であることが挙げられる。

これに関しては、

工事を必要としない安価な空気清浄機型の「核シェルター」があることを情報拡散していくべきだ。

このシェルターは、

家に「空気清浄機」を設置することで、

外部から安全な空気を入れこむと同時に室内の気圧を上げ、

外の有害な空気を室内に侵入させなくする仕組みだ。

当然、爆撃自体への防御にはならないが、

有害物質から身を守ることができる。

福島原発の際、人体に影響がない放射線量であれほどまでに騒いだことを考えると、

買い求める人も多いかもしれない。

これもまた、「核シェルター(空気清浄機)を買う」という行為から、危機への感度を上げる効果が期待できる。





行動を呼ぶ働きかけが

こうした行動を呼ぶ働きかけは、受動か能動かということよりも、個人を対象としていることが重要なのかもしれない。

個人へ何か働きかけがなければ、国民は自ら動かない。



-政治
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

矛盾の語源から日本人と平和について考察する

日本人が考える平和 日本人は平和というものを間違えて理解している。何も生じていない世の中こそが平和だと考える。しかし、現在の米朝の状態をこそ平和と呼ぶことができる。どんなに緊迫した状況であってもそこに …

物書きにも役に立つ、ランチェスター戦略とは?『小さな会社の稼ぐ技術』栢野 克己  (著)を読めば、小説・ブログなど、自分だけのものが書ける!

ランチェスター戦略とは? もともとは、軍事戦略における損害量計算から導き出されたもの。 この法則は、第二次世界田大戦中に、主にアメリカ軍が用いて効果を発揮した。 この軍事戦略であったはず「ランチェスタ …

政治がわからないのなら裏を読め。トランプのシリア攻撃の裏にあるもの。新帝国主義の中で日本は、。

トランプの策略 トランプ氏の行動の裏にあるものにどこまで日本はついていけるだろうか。 オバマ政権によって弱化したアメリカを目覚めされるような勢いで、トランプ氏は現れた。 大統領選における圧倒的不利な知 …

明石家さんまを「〇〇なき天才」と辛辣に表現。ビートたけし『バカ論』爆売れ記念。ビートたけしのオススメ本5選。

ビートたけしの「本」   お笑い会の重鎮であり、 世界的な映画監督でもあるビートたけし氏。 彼には、多くの著作があり、その文章も人々から愛されている。   最近販売された『バカ論』 …

数学「ポアンカレ予想」の解決から、現代日本社会が学ぶべきこと。

ポアンカレ予想の歴史 1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提言された。 数多くの数学者たちが証明しようとしたが、 100年もの間、未解決のままであった位相幾何学の大難題。 この難問は …