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渋谷百軒店に現存する貴重なロック喫茶「B.Y.G」で至福の読書タイムを。

投稿日:2017年3月13日 更新日:




あなたには、お気に入りの読書スポットはありますか?

今回紹介するのは、

私が学生時代から、通わせていただいた思い入れのある場所です。

それは、

現存する貴重なロック喫茶「B.Y.G」さん。

渋谷の道玄坂をのぼっていくと、

黄色い看板のラーメンがあります。

その角を右に曲がれば、

百軒店。

「百軒店」(ひゃっけんだな)とは?

大正12(1923)年の関東大震災直後、復興にともなう渋谷開発計画によって作られた街です。

百貨店のような空間を出現させるというコンセプトのもと、有名店・老舗を被災した下町から誘致しました。

これは当時としては非常に画期的な手法です。

その賑わいは浅草の仲見世に比べられたほどであり、

当時、宇田川町に住んでいた竹久夢二(画家・詩人 1884~1934)をして「百軒店で軒別に見歩くのはおっくうになった」と言わしめました。

飲食店や映画館、カフェーなどが次々とでき、「百軒店」は渋谷における娯楽の中心となりました。

ジャズ喫茶やロック喫茶も有名で、文化の街・音楽の街として栄え、映画館やライブハウスとともにある、現在の「百軒店」の姿へとつながっています。

残念ながら、現在は、過去の賑わいを感じさせてくれる店の数は少なくなってしまいました。




そのなかでも、現存しているのが今回紹介する「B.Y.G」さんです。

店には蔓が巻きついており、その歴史を見守ってきた強さと「消えまい」という意志のようなものを感じます。

中に入れば、心地よい音。

木造の空間に反響する音楽。

渋谷の喧騒を少し外れただけなのに、この癒しの空間。

席に着くと、様々な方のサインが所狭しと壁に書かれているのが目に入ります。

じつはこの店、地下でライブも行われているのです。

この店から輩出されたと言われているミュージシャンも多いとか。

なかでも、なんと、あの、

「はっぴいえんど」

もこの店から有名になったと言われています。

当時の写真も飾られています。

私はコーヒーを飲みながら、

音楽に包まれて至福の読書時間を過ごしました。

皆さんもお気に入りの本を持って、

「B.Y.G」さんに行ってみてはいかがでしょうか。




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