思考法
人は誰でも思考する。
しかしどう思考するか、
その方法を知ることで、思考の質は格段と良くなる。
「その方法」を学問的に扱ったのが「思考法」だ。
思考法を学べば、
無駄に考える時間と手間を省くことができ、「時短」になることの他、
たどり着けなかったゴールに手を届かせることができる。
今回紹介する本は、
そんな「思考法」をわかりやすく説明してくれる良書だ。
「わかりやすい」のには、理由がある。
特筆すべきは、この本が、物語形式で書かれているということ。
「商品」をいかに売るか。
ただ売るのではなく、いかにヒットさせ、いかに定着させるか。
「チョコレート」を売る話であるが、
この「チョコレート」は様々なものに置き換えられる。
あなた自身の職業に置き換えて、話を読み進めていくと、きっと気づくことがあるはずだ。
『世界一やさしい「思考法」の本 「考える2人」の物語』
内容紹介
ビジネス書としてヒットした『世界一シンプルな「戦略」の本』の著者が書き下ろす第二弾!「戦略思考」「論理思考」「分析思考」「クリティカル・シンキング」などのすぐに使える、様々な思考法のエッセンスをこの一冊で!物語形式になっており、読み進めていくうちに自然に「考えるコツ」が身につく。内容例を挙げると、「クリティカル・シンキング」とは「決めるべきことは何か」を考えること「分析思考」とは「分けて比べ、そこから意味を見出す」こと「論理思考」は「結論は何か?その理由は何か」を考えること等々思考法や戦略論の名前を漠然と知っていても、実際のビジネスの現場でどのように使いこなすのか、また使うとどのような成果をもたらすのか知らない人も多いのではないのだろうか?マーケティング部を舞台にした新商品の販売戦略と主人公二人の恋を描いた物語からも目が離せない!ビジネスパーソンは、必読の一冊!
著者:長沢朋哉
この名前に覚えはないだろうか。
そう、この本を書いたのもこの方だ。
世界一シンプルな「戦略」の本
内容紹介
戦略思考と論理思考の2つの必須スキルを2時間で速習!企画書、会議、商談、マーケティングなどで使える一冊!「戦略が重要」とビジネスの現場でよく言われるものの、はたして正しく理解している人はどれほどいるのだろうか。本書では、戦略とは「目的+手段」の組み合わせ、と定義する。戦略を立てる出発点は、目的は何かを考え抜くことにある。そして本書では、図版を多く用いながら、具体的にどのような手順で「戦略思考」を進めればよいかわかりやすく説く。内容例を挙げると、戦略とは何か、戦略の立て方の基本、「論理的である」ためのコツ(接続詞を意識する、他)、使えるフレームワークBEST-7、等々。2009年に発売された単行本に新たなコラムを加えて発刊!
「思考法」は難しくない。
紹介した2冊の書籍は、
①世界一シンプルな「戦略」の本
②世界一やさしい「思考法」の本 「考える2人」の物語
の順番で発売されたが、
②⇒①という順で読むことをお勧めする。
それは、「思考法」というものにもつ難しいイメージを
物語形式の『世界一やさしい「思考法」の本 「考える2人」の物語』が払拭してくれるからだ。
思考法は決して難しくない。
「思考」は誰もがしている。
そこにちょっとしたコツがあり、ちょっとしたコツを知ることは、誰にとっても有益なものとなるだろう。
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突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
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こんばんわです。
思考法には興味があります。