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渋沢栄一も影響を受けた『論語』。素晴らしいリーダーの条件とは?

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渋沢栄一とは?

江戸時代末期から大正初期にかけての官僚、実業家。

第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業を設立・経営。

「日本資本主義の父」といわれている。

そんな彼が傾倒した学問がある。

 

儒学だ。

 

儒学とは?

紀元前の中国に始まり、

孔子を始祖とする思考・信仰の体系。

そして、その儒学のもとになったのが、

 

論語だ。

 

渋沢栄一と論語のオススメ本

 

論語とは、

孔子の死後、弟子達がその教えを記録した書物のことだ。

5つのリーダーの条件

かつて日本の実業家のリーダーともいうべき存在であった渋沢栄一。

彼が傾倒した「論語」には、

理想のリーダーの条件《5つ》が記されている。

 

子張、仁を孔子に問う。孔子の曰わく、能く五つの者を天下に行なうを仁と為す。これを請い問う。曰わく、恭寛信敏恵なり。恭なれば則ち侮られず、寛なれば則ち衆を得、信なれば則ち人任じ、敏なれば則ち功あり、恵なれば則ち以て人を使うに足る。

 

キーワードは、

「恭寛信敏恵」。

つまり、

いいリーダーの条件とは、

 

①礼儀正しく、

②おおらかで、

③信念を持ち、

④機敏で、

⑤優しく。

である。

 

全てを揃えるのは非常に難しい。

けれど、少し意識するだけで変わるだろう。

 

論語を学べるオススメ本

 

『論語の活字』

内容(「BOOK」データベースより)
偉大なる「人間通」。孔子はここを学べ!








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