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面白すぎて増刷?異常に売れてる専門書『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』著:川上和人

投稿日:2017年6月24日 更新日:




今、話題沸騰の専門書がある。それは、鳥類学の・・・

話題の書『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』

その発起人、というか著者は、この人。

川上和人

1973年大阪府生まれ。

東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。農学博士。

国立研究開発法人森林総合研究所主任研究員。


著書に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『美しい鳥 へンテコな鳥』『そもそも島に進化あり』など。

『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』とは?

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

  • 作者:川上 和人
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2017-04-18

内容紹介

鳥類学者に必要なのは、一に体力、二に体力、三、四がなくて、五に体力?! 
出張先は火山に、ジャングル、無人島……!?

耳に飛び込む巨大蛾、襲い来るウツボと闘い、吸血カラスを発見したのに、なぜか意気消沈し、
空飛ぶカタツムリに想いをはせ、増え続けるネズミ退治に悪戦苦闘する――。
アウトドア理系「鳥類学者」の知られざる毎日は、今日も命がけ!

センセイ、ご無事のお戻り、祈念しております……(担当編集者) 



『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』が売れまくってるワケは?

なにせ、専門書っぽくない

専門書というと、堅苦しく専門用語が多用されるイメージだが、

この本では、コミカルで誰もがわかる言葉しか使われていない。

その為、専門書でありながら、読者を限定しない。

「テーマにこだわらず長期的に明るく楽しく鳥類学に励む(p.221)」

ことが目標だと書かれている。

読み始めると止まらない、笑撃のサイエンスブックである。

 

ちなみに、「日本鳥学会の会員数は約1200人」だという。。

 




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