ニュース 政治 知識

政治がわからないのなら裏を読め。トランプのシリア攻撃の裏にあるもの。新帝国主義の中で日本は、。

投稿日:2017年5月11日 更新日:




トランプの策略

トランプ氏の行動の裏にあるものにどこまで日本はついていけるだろうか。

オバマ政権によって弱化したアメリカを目覚めされるような勢いで、トランプ氏は現れた。

大統領選における圧倒的不利な知名度を、暴言をツールにして注目を集めるとともに、国民の不満にポイントを当てた政権によって当選した。

この大統領選のときにさえ、日本のメディアはトランプ氏をバカ扱いし、トランプ氏の暴走ともいうべき行動の裏を読まずににいた。

シリアへの攻撃

今回、シリアを攻撃した際も、物理的な軍事力を行使したことばかりに焦点は集まり、やはりその事実を伝えるのみで、その裏を伝える報道は少なかった。

いまだに大統領選の際、メディア自らが作り上げたトランプ氏のイメージに固執しているように見受けられる。

トランプ氏は会見において、民間人への攻撃を見たことによって、今回のシリア攻撃を決心したという。

オバマ政権で低下した本来行使しないはずの軍事力を行使によって、アメリカに対する見方は各国で是正されただろう。

特にトランプの狙いは、北朝鮮だったに違いない。

核実験を繰り返し、小型の核兵器も作ったと言われている北朝鮮を牽制しておく必要があった。



新帝国主義の流れの中で日本は

しかし日本においては、アメリカでいうところのオバマ政権時の状態が、延々と続いている。

今回のシリアの民間人への攻撃は、対日本の周辺国の行動を予感させられるものではないだろうか。

つまり軍事力の低い日本はいつでも攻められる危険があるのだ。

そしてその解決が軍事力を均衡させることだということは、今回の一件からも明らかになった。

メディアが煽る戦争機運を抑えるためにも、軍事力強化が求められている。



-ニュース, 政治, 知識
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

仏教から学ぶこと。『般若心経講義』から価値のある「刹那主義」について考察してみた。

 『般若心経講義』は現代人の必読書 今さえ良けりゃいい。 「刹那主義」というと聞こえがいいが、 今さえよければ、という考え方には様々あり、 そこを間違えると、いずれくる「今」は「よく」なくなる。 ある …

【追悼】クマのパディントンで世界中に愛された作家、マイケル・ボンド死去。おすすめ書籍、映画「パディントン」を紹介。

マイケル・ボンドとは? ボンド,マイケル 1926年、英国ニューベリー生まれ。 1943年、英国空軍に航空士として入隊。その後陸軍に移り、中東へ行く。そこで軍務に携わりながら作品を書き始め、1945年 …

Ploom TECH(プルームテック)に完全移行成功。紙タバコよりアイコスよりプルームテックをおすすめする理由と移行して変わったこと。

Ploom TECH(プルームテック)を買うには? 東京に住んでいる私ですが、 実は東京ではまだプルームテックが販売されていません。 どうやって手に入れたかというと、実はとっても簡単に手に入るのです。 …

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』から学ぶこと① 「書くこと」は「知ること」だ!

私が、かねてから、 これを国語の教科書にすればいいではないかと思っている本がある。 井上ひさし 『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』だ。 今回は、ものを書くときに必要な手順について、 この本か …

【おすすめ哲学書】デカルト『方法序説』の「我思う、ゆえに我あり」についてとは何か?

哲学書って難しい? 哲学書や哲学史は難しいイメージがあった。 しかし哲学を知ることは、こころをおおらかにしてくれる。 「忙しくて時間がない」と言われている現代人。 読書でさえも「速読」がスキルとされる …