オススメ品 小説 文学

夏目漱石『文鳥』を読んで文鳥を飼ってみた。飼育方法も紹介。

投稿日:2017年5月5日 更新日:




夏目漱石『文鳥』

夏目漱石の『文鳥』は、短いながらとても魅力が詰まった小説

懐に入れながら、街を歩くくらいに可愛がっていた文鳥。

その目がどこか昔の女に似ている。

可愛がっていたけれど、ちょっとしたことから、文鳥を失ってしまう。

文鳥を飼っている人にとっては、あるあるともいうべき理由で、突然訪れたお別れ。

読んだことのない人の楽しみを奪わないよう詳細は書かないが、

随所に人間らしさが散りばめられた小説である。

文鳥を飼ってみた。

私はこの小説に魅了され、文鳥を飼っている。

たしかに愛おしい。

文鳥は、主に生まれた頃から人間の手で育てることで、手乗り文鳥になる。

愛情を込めれば込めるほど、人に懐いてくれるのだ。

たしか漱石の『文鳥』では、

鳴き声を「千代千代」と書かれていたが、

文鳥は他にも色々な鳴き声を出す。

真似しようにも真似できないような声を出すこともあり、聞いていて楽しい。

それにそこまで煩くないので、一人暮らしのマンションでも気軽に飼える。

文鳥の飼い方

文鳥を飼う上で必要なもの。

鳥かご、餌入れ、水入れ、餌。

これだけあればひとまず飼うことができる。

ペットショップで文鳥を買うとして、一万円以内で準備は全て整ってしまう。

餌代も安い。

だいたい1ヶ月500円ぐらいあれば十分といった感じ。

この気軽に飼えるという点も文鳥の魅力の1つだ。

オススメのケージはこれ。








-オススメ品, 小説, 文学
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

BRUTUS『危険な読書』― きっと見つかる「人生を変える一冊」。文学の毒に陶酔せよ!

  「危険な読書」 そう題された「BRUTUS」が2017年1月に発売された。 BRUTUS(ブルータス) 2017年 1/1・1/15合併号[危険な読書] posted with ヨメレバ …

渋沢栄一も影響を受けた『論語』。素晴らしいリーダーの条件とは?

渋沢栄一とは? 江戸時代末期から大正初期にかけての官僚、実業家。 第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業を設立・経営。 「日本資本主義の父」といわれている。 そんな彼が傾倒した学問があ …

やなか珈琲が名作文学とコラボ?「飲める文庫」とは?AIテクノロジーが小説の読後感を、「珈琲の味わい」に表現した作品たち。

やなか珈琲「飲める文庫」 「飲める文庫」 、、?、、 すぐには理解できなかった。 コピーにはこうある。 「名作文学を、AIが珈琲に。」 よくわからないけど、なにやら魅惑的なことだけは確か。 説明文を読 …

【書評】山下澄人『鳥の会議』解説 町田康。山下澄人の小説から学ぶこと。

  山下澄人『鳥の会議』   この本が単行本として出た時から、 町田康が絶賛したという話を耳にしていた。 それを聞いて読まずにはいられなかった。 読んでみてまず、 語り手の表現(視 …

小説好きにオススメな「ユリイカ」5選

『ユリイカ』とは? 青土社から出版されている月刊誌。 詩や文学などの批評や、思想についてが中心であり、 小説家や文学愛好家に好まれている。 名前の「ユリイカ」は、見つけたを意味する「Eureka(エウ …