オススメ品 小説 文学

【日本文学版・人生ベスト小説たち】紙の本を全部捨てようかと思った。でも、どうしても捨てられない本があった。その一部を紹介。

投稿日:





紙の本を捨てる

本を捨てるというのは、考えられないことだった。

けれど、kindleを手にしたこと、引っ越しをすること

などが重なり今回思い切って、処分した。

処分の方法は、以前記事に書いているように、

ブックオフの宅本便

バイキング(BUY王)

などの買取サービスを利用した。

燃えてしまうのは、避けたかった。

読み終わったら燃やすのは、

オノ・ヨーコの『グレープフルーツジュース』だけでよい。

 

古井由吉『杳子・妻隠(つまごみ) 』

深沢七郎『楢山節考』

内容(「BOOK」データベースより)

お姥捨てるか裏山へ、裏じゃ蟹でも這って来る。雪の楢山へ欣然と死に赴く老母おりんを、孝行息子辰平は胸のはりさける思いで背板に乗せて捨てにゆく。残酷であってもそれは貧しい部落の掟なのだ―因習に閉ざされた棄老伝説を、近代的な小説にまで昇華させた『楢山節考』。ほかに『月のアペニン山』『東京のプリンスたち』『白鳥の死』の3編を収める。

笙野頼子『笙野頼子三冠小説集』

内容(「BOOK」データベースより)

純文学の守護神にして永遠の「新人」、笙野頼子。デビュー後暗黒の十年を経て、立て続けに受けた三つの栄光―野間文芸新人賞受賞作「なにもしてない」、三島由紀夫賞受賞作「二百回忌」、芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」を一挙収録。いまだ破られざるその「記録」を超え、限りなく変容する作家の栄光の軌跡。

 

まとめ

好みを抜きにしても、どの小説も日本文学に欠かせない作品ばかり。

小説好きなら何度も読み返したくなる作品ばかりである。




-オススメ品, 小説, 文学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

アイコスの故障を防ぎ、長持ちさせるメンテナンスのコツ。

アイコス(iQOS)の故障 嫌煙ブームの最中、 臭いが少なく、健康被害も少ないとされる 加熱性タバコ(アイコス、グローなど)に 乗り換えたというひとも少なくない。 なかでも一番人気は、最初に注目された …

2017年ノーベル文学賞をカズオ・イシグロ氏が受賞。『日の名残り』などオススメ小説を紹介。

ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏! 今年のノーベル文学賞に、 日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏が選ばれた。 村上春樹がノミネートされたり、 近年ではボブディランが受賞するなどして、 話題となった文 …

現実と非現実をどちらも現実にする小説家・村田沙耶香の魅力。『コンビニ人間』と『消滅世界』に描かれる現実。

村田沙耶香 1979年生まれの小説家、エッセイスト。 しろいろの街の、その骨の体温の (朝日文庫) posted with ヨメレバ 村田沙耶香 朝日新聞出版 2015-07-07 Amazon Ki …

小説理論とは? 小説観を語るミラン・クンデラ『小説の技法』から学べ!小説家志望者へオススメの良書。

ミラン・クンデラとは? ミラン・クンデラ(Milan Kundera、1929年4月1日 – )は、チェコ生まれのフランスの作家。 ブルノ生まれ。プラハの音楽芸術大学 (AMU) 卒業。1 …

文学理論とは? 筒井康隆『文学部唯野教授』から文学理論を学べ!これで文学の歴史と理論がスッキリ分かる。関連書籍も紹介します。

筒井康隆 筒井 康隆(つつい やすたか、1934年(昭和9年)9月24日 – )は、 日本の小説家・劇作家・俳優である。 小松左京、星新一と並んで「SF御三家」とも称される。 パロディやス …