遠藤周作とは?
遠藤 周作(えんどう しゅうさく、1923年(大正12年)3月27日 – 1996年(平成8年)9月29日)。
日本の小説家。随筆や文芸評論や戯曲も手がけた。
代表作は、
『沈黙』
内容紹介
島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。
最近映画化され再注目されている日本文学の代表作品だ。
内容(「BOOK」データベースより)
人間の心の奥底は考えていた以上に深く、底知れず、混沌としていたことがわかり、またこの心の奥底と、いわゆる外見が荒唐無稽、非科学的に見えるものには密接な関係のあることを知った…。生命はどこから来たのか、難病に苦しむ人へ、人間は死んだらどうなるか、など人類普遍のテーマに興味深く平易に迫る名エッセイ。
読書家には不眠症の方も多いのではないか。
私もそうだ。
他愛のない話のようでどこか深い。
眠りに誘っているようで、目覚めさせる。
浅いようで深い。
ユーモアあふれるエッセイの教科書のような作品。
『ぐうたら社会学』 (集英社文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
敬虔なクリスチャンにして、『沈黙』ほか、文学史に残る数々の名作を遺した遠藤周作。そのもうひとつの顔は、大仏の掌で「アア、コリャコリャ」と踊る酔っ払いに親愛の情を感じ、「お前にはマメ狸が憑いとる」と占い師のご託宣を受けて落ち込み、庭のアヒルとにらみあう、かわいらしくも可笑しい「狐狸庵先生」であった。含羞とエスプリがにじむ、極上のユーモアに満ちた狐狸庵のエッセイの真骨頂。
ほらまた「ぐうたら」だ。
今度は社会学。
独特のセンスと、鋭い観察力で女性を考察する。
とくにその部分は、ぐうたらしてても、読書はぐうたらしてられない。