ヒプノセラピー(催眠療法)とは?
催眠療法(ヒプノセラピー)とは、
催眠を用いる精神療法の一種。
1955年に英国医師会が、
1958年に米国医師会が、有効な治療法として認めている。
実は、歴史のある療法である。
しかし、 日本医師会からの承認は行われていない。
「催眠療法」の資格について
日本の医師免許取得には、催眠療法の理論や技能等は必要とされていない。
しかし、米国には催眠療法の博士号が存在する。
日本の資格としては、日本催眠学心理学会認定の「催眠技能士」等がある。
「催眠術」との違い
「催眠術」という言葉があるため、
「催眠療法」もエンターテイメント界のものだと思われがちである。
しかしながら、
「催眠療法」が、歴とした療法であり効果も証明されていることは、
上記した歴史や海外での扱われ方からも明らかだ。
「病は気から」という言葉通り、病と精神の関係は切り離せない。
そのため、いまだに医者でもわからない理由で病気が治ってしまうことが多々ある。
「笑って暮らすと病気の進行が遅くなる」あるいは「治ってしまう」
という研究すらある。
人間が自然に病気になる以上、自然に病気を治せる
と、考えた方が理論的なのかもしれない。
催眠療法のメリット
催眠療法には、
「医者要らず」という最大のメリットがある。
なぜなら、
誰でも自分自身のために使えるようになることができるのが、
催眠療法(ヒプノセラピー)なのである。
詳しくはこちらを参照してみてください。
そんなわけで、
催眠療法に関してのオススメ本を紹介する。
『あなたにもできるヒプノセラピー―催眠療法』
内容(「MARC」データベースより)
クラズナー博士が、ヒプノセラピー(催眠療法)を、誰でも自分自身のために使えるよう、そしてさらに深めたい人にはプロのセラピストを目指せるよう、豊富な誘導例、暗示例を収録した、実践的なセラピー読本。
著者について
<a・m・クラズナー>
1928年生まれ。ヒプノセラピストの第一人者として長く臨床の場で活躍したのち、米国催眠療法学院を創設、多くのセラピストを世に送りだした。そのメソットは全米におけるヒプノセラピーの基礎となっている。現在、同学院の学長と米国催眠療法協会会長を務めるかたわら、アメリカはもとより各国のヒプノセラピスト養成にあたっている。
「催眠療法」のテキストとして、最良の一冊。
私は、これを読んで「催眠療法」という言葉に抱いていた疑念が払拭されました。