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真実後政治とは? 日本人の性格 vs マスメディアの嘘

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現代人とマスメディア

現代人は政治の嘘に寛容になりすぎた。虚偽が検証されぬまま批判もされず、後に、誇張や言い間違いだと弁明すれば、許容される。虚偽が罷り通る「真実後政治」が世界に広がっているのだ。海外では、トランプ大統領の誕生、ブリグジット。日本においては、原発事故、築地移転といったように、現在世間を騒がす政治は、全て後に真実が知らされていく。情報操作が正当化・日常化してきてしまっているのである。
虚偽を適切に検証せず、それが事実であるかのように浸透させ、世間を扇動しているのはマスメディアだ。マスメディアにとって重要なのは話題性である。テレビは視聴率、新聞は購買数を他社と競い合っている。「おもしろい」ことを報道しなければ競争に勝つことは出来ない。真実よりもそれを誇張、歪曲して作りあげられた嘘の方が、当然インパクトがある。そしてインパクトが強い方が、人の感情を動かすのは言うまでもない。政治を芸術のように捉え、色を添え、形を変えていく「政治の芸術化」が蔓延している。マスメディアの構造が営利事業である以上、今後も動向の変化は期待できないと私は考える。

日本人が「寛容」な理由

現代人の虚偽に対する寛容性は、インターネットの普及と比例して拡大してきたのではないか。インターネットの到来によって情報が溢れ、またその方向性も多様になった。混沌とした情報のなかでは、曖昧を曖昧のままにする寛容性が精神安定剤となる。そしてこの曖昧のままでいるという態度は、古来の日本人風習文化と調和した。
言葉を見れば明らかなように日本人は曖昧を好む。例えば、「結構」という言葉は受容と拒否の両義を持つが、こういった言葉は海外にはあまり見受けられないという。また、日本語は主語省略が許される言語である、ということも挙げられる。広島の平和公園の慰霊碑に刻まれている「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」という言葉は、一体、誰が発している言葉なのであろうか。
無論こうした曖昧性は、狭い共同体のなかで周りとうまくやっていく「和」を保つ為に、日本人が身に付けた魅力でもある。しかし、現代においては、態度を改めなければならない場合がでてきた、ということであろう。話を戻すと、インターネットが齎したボーダレス社会は、その名の通り、境がなくなったということであり、コミュニティが融解し最終的にはそれ自体がなくなる社会を指す。無理にそれを一つのコミュニティとして捉えるのであれば、「和」が通用しない社会の到来であるとも言える。

マスメディアとの付き合い方

その様なカオスのなかで、大声で物を言えるのは、依然としてマスメディアであるが、朝日新聞が慰安婦問題を誤報として謝罪するなど、次第にマスメディアの信憑性が国民レベルで疑われるようになってきた。今後必要となってくるのは、代表が提唱する情報省やメディアの情報真偽をチェックする第三者機関であろう。現状では私たち個人がSNSなどによってマスメディアの嘘に立ち向かわなくてはならない。今でもそうして嘘に対抗して声を張り上げている人はいるにせよ、虚しくも、情報収集の要であり続けるマスメディアの前では蟷螂の斧でしかない、というのが現状であろう。

多言語対応の論文投稿サイトを構築すべき(ご提案)

国家レベルでメディアの誤誘導を軌道修正していく機関を待ちながら、一市民の情報収集の核として、信憑性の高い学者や専門家の声を、障害なしに知ることができる体制を整えていく必要がある。ボーダレス社会とは言うものの、言語間の障害があり、翻訳がされず日本人の耳に届きにくくなっている海外の学者や専門家の文章が多く存在することに着目したい。多くの論文がネット上に在りながら、原語である為に、それを知るには時間と手間が掛かり過ぎている。インターネット百科事典と呼ばれるウィキペディアは非営利団体であり、資金面で多くの寄与に支えられているものの、記載するのは個人である。この形態を真似して、海外の論文を日本語に翻訳するウェブサイトの構築をすれば、より多くの人々が、他言語の論文を母国語で読むことができるようになる。真実を発信してもマスメディアに歪曲されて嫌気が差している学者や専門家が投稿し、翻訳は学生をボランティアで集う等からして始めれば、Win-Winの関係で、相当数集まるのではないか。「まとめサイト」が流行している現代では、その翻訳された論文を元に多くの人々が簡略化・要約しインターネット上で情報発信していくであろうことは容易に想像できる。
メディアの誤誘導に負けない世論を作るためには、マスメディアに対抗できる第三者機関の誕生を、まずは個人レベルで態度を改め、周到に待ち望まなければならない。






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