オススメ品 文学 知識

外山滋比古の『思考の整理学』から『知的文章術』まで、必読のオススメ本を紹介!

投稿日:




外山滋比古

とやましげひこ。

お茶の水女子大学名誉教授。

日本の英文学者、言語学者、評論家、エッセイスト。

文学博士である。

全日本家庭教育研究会元総裁。

外山家は法海山龍護院妙光寺の旧檀家。

『思考の整理学』

 

●説明●
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。

「東大・京大で一番読まれた本」

と書かれた帯を見たことのある方も多いのではないだろうか。

思考について、

知識について、

発想について、

など頭の中でどう整理すればうまくいくのかが書かれている。

なにかと考えるのが好きな人

あれこれと考えてしまう人

にオススメの一冊。



「忘れる」力

 

思考の整理学のなかでも触れられているが、

知識を得ることや

考えをまとめることには、

「忘れる」ことが重要だという。

人は普通に生活しているだけで、

膨大な量の情報に接している。

それら全てを脳に溜め込むのは無理だ。

そこで「忘れる」ことについて徹底的に書かれているのがこの本。

効率的に「忘れる」には、

睡眠が最も適している。

睡眠は、情報を淘汰してくれるのだ。

『知的文章術』

 

外山滋比古の「文章術」について学べる本。

副題として、

「誰も教えてくれない心をつかむ書き方」

とある。

『思考の整理学』は大ベストセラーとなった。

それは彼が難しいはずのことを簡単に丁寧に書くプロだからだ。

この本では、

文章を書くときの心構えから、

実践まで、外山滋比古がおしみなく「文章術」

について書いている。

誰かが読む文章を書いている人、

つまり全ての人にとって一読する価値がある。



-オススメ品, 文学, 知識
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

孤高の小説家・エッセイイスト中島らものオススメ本5選。

中島らものオススメ本5選 自らに無理難題を課す。 作家・中島らものオススメ本を5つに絞るのは、ほとんど不可能だ。 純文学からエンターテイメント、珠玉のエッセイ。 なににおいても一流。わざと二流になるこ …

ショートショート小説『首』

『首』 空に穴が開いている。彼はそれを月だと言う。僕はそれを信じない。信じられない。 「あれは月なんかじゃない」 僕は三度目となる同じ言葉を彼に浴びせた。 「じゃあ何だっていうんだよ」 彼は溜息をつい …

町田康の傑作小説『パンク侍、斬られて候』が鬼才・石井岳龍監督により映画化。主演:綾野剛、脚本には宮藤官九郎。公開日は?

町田康の傑作小説『パンク侍、斬られて候』 パンク侍、斬られて候 (角川文庫) posted with ヨメレバ 町田 康 角川書店 2006-10-01 Amazon Kindle 楽天ブックス  内 …

猫小説の世界文学・平出隆『猫の客』書評。夏目漱石の翻訳家が絶賛する日本の猫小説。

平出隆とは? 平出 隆(ひらいで たかし、1950年11月21日 – )は、日本の詩人、散文家。   大江健三郎は、 「詩の中から新しい散文を生み出す詩人」 と評した。 &nbs …

M・Jアドラー、C・Vトレイン『本を読む本』から有益な読書方法を学ぶ。

『本を読む本』 (講談社学術文庫) 本を読む本 (講談社学術文庫) posted with ヨメレバ J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン 講談社 1997-10-09 売り上げランキ …