養老孟司
養老 孟司(ようろう たけし、1937年(昭和12年)11月11日 – )
日本の解剖学者。
神奈川県鎌倉市出身。
東京大学名誉教授。
『バカの壁』
2003年に出版された『バカの壁』(新潮社)が同年、ベストセラー第1位に。
同作で、毎日出版文化賞特別賞を受賞。
さらに題名の「バカの壁」は新語・流行語大賞を受賞した。
そんな養老先生には、
『バカの壁』以外にも必読の本がたくさんある。
なかでも私が紹介したいのがこの本だ。
『養老訓』
内容紹介
日本には、不機嫌で笑わない年寄りが多い気がします。しかし人生において、年をとったからこそ良かったと思えることはたくさんあります。私もいい年こいたじいさんですから、年寄りの立場から、こんな考え方をすればもう少し機嫌よく人生を過ごせるんじゃないか、ということを言っておきたくなりました──著者の七〇歳を記念して刊行された、大人のための笑って過ごす生き方の知恵。
『自分の壁』
内容(「BOOK」データベースより)
「自分探し」なんてムダなこと。「本当の自分」を探すよりも、「本物の自信」を育てたほうがいい。脳、人生、医療、死、情報、仕事など、あらゆるテーマについて、頭の中にある「壁」を超えたときに、新たな思考の次元が見えてくる。「自分とは地図の中の矢印である」「自分以外の存在を意識せよ」「仕事とは厄介な状況ごと背負うこと」―『バカの壁』から十一年、最初から最後まで目からウロコの指摘が詰まった一冊。
『かけがえのないもの』
内容(「BOOK」データベースより)
かけがえのないもの、それは人の手のはいっていないもの、すなわち自然、子ども、からだ…。予測のつかないそれらとの付合い方を、日本人は知っていたはずだ。結果を予測し、何事にも評価を追い求める生き方はつまらない。何が起きるか分からないからこそ、人生は面白い。自分で考え、まずやってみよう。養老先生が一番言いたかったことをまとめた、養老流人生論のエッセンス。
『養老孟司の大言論III 大切なことは言葉にならない』
内容(「BOOK」データベースより)
人間は理性的でないために、宗教は存在するが、日本人は宗教からの自由を謳歌しているそうだ。言葉はウソをつくためにあるのかもしれない。だから大切なことはやってみせるのがいい。もちろん「想定外」はいつでも起こりうるけれど。台湾、インド、ブータン…さまざまな土地で考えたことを綴った「大言論」シリーズ最終章。古典から漫画まで、養老先生オススメ本リスト付きの完全版。
そして、名越康文氏との対談本、『「他人」の壁 唯脳論×仏教心理学が教える「気づき」の本質』新刊発売!
内容紹介
見えない「壁」がわかると世の中見えてくる
話せばわかる」は、やはり大ウソ!
「自分」と「自分以外の存在」を正しく認識できれば
世間や物事の見方は180度変わりだす!
「自分」にとらわれることで他人や環境を正しく理解できず、
かえって自分の認識をも妨げ、
物事の本質の理解から遠のいているのが根底にあるのである。
いわば理解の「壁」が存在し邪魔しているのである。
これは待ち遠しい。。