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【必読】チャールズ・ブコウスキー5選 本物の無頼作家、読むべきランキング!

投稿日:2017年3月17日 更新日:





世界文学で異彩を放つ無頼派作家チャールズ・ブコウスキー

そんな彼の著作のなかから、難しくも、必読すべき5作を選んでみた。


 

5位
『死をポケットに入れて 』(河出文庫)

老いて一層パンクにハードに突っ走る痛快日記。エッセイ。創作について、文学を、人生を、老いと死を語る。カウンター・カルチャーのヒーロー、R・クラムのイラスト満載。まずはこの本でブコウスキーという男を感じるべし。

 


 

4位
『勝手に生きろ!』(河出文庫)

酒と女、競馬と放浪に明け暮れた20代当時の自身の生活をもとに書き上げた長編小説。彼の小説ではおなじみの主人公チナスキーが、職に就いてはすぐに辞め、バーで出会った女と刹那的な関係を繰り返し、安宿から安宿へと酒を片手にアメリカ全土をふらつき回る。小説の形でブコウスキーを知るにはこれ!

 


 

3位
くそったれ!少年時代 (河出文庫)

1930年代、大恐慌で失業者があふれる下町を舞台に、少年ハンクのハードでパンクな青春を描く。少年時代から高校卒業、大学進学・中退、デパートへの就職まで、一気に書き上げられたといわれている作品。父親の虐待に対する激しい怒り、容貌への強烈な劣等感に苛まれながら多感な思春期を送った自伝的長編。何よりもブコウスキーの勢いを感じられる。





 

2位
町でいちばんの美女 (新潮文庫)

短編小説集。「酔っぱらうのが私の仕事だった。」救いのない日々、私は悲しみの中に溺れながら性愛に耽る。それは倦怠や愚劣さから免れるため。私にとっての生とは、なにものも求めないこと。「卑猥で好色で下品な売女どもと酒を飲んでファックする、カリフォルニア1の狂人作家……それが私である。」絡まる淫靡な視線と刹那的な愛。短編なのでとりあえずブコウスキーを知りたいという方にもオススメ。

 


 

1位
パルプ (ちくま文庫)

彼の小説といえばやはりこれだろう。ある日、バーと競馬場に入りびたり、ろくに仕事もしない史上最低の私立探偵ニック・ビレーンのもとに、死んだはずの作家セリーヌを探してくれという依頼が来る。調査に乗り出すビレーンだが、それを皮切りに、いくつもの奇妙な事件に巻き込まれていく。あらゆるものが入り乱れ、物語は佳境に突入する。伝説的遺作にして怪作探偵小説。柴田元幸の翻訳が素晴らしい。


 

現代において、本当の意味での無頼作家がいるだろうか。

ブコウスキーは本物である。

是非一読してみてほしい。







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